ゲストのマナー

ご祝儀はいくら包む? 金額の考え方とマナー(ゲスト向け)

結婚式の招待状が届いたとき、うれしい気持ちと同時に、「ご祝儀はいくら包めばいいんだろう」と考える人は多いと思います。金額は、関係の深さや、年代、地域でも変わるため、聞きにくいものです。この記事では、金額そのものよりも、ご祝儀の考え方と、渡し方・マナーをゲストの立場でまとめました。

金額の決め方

ご祝儀は、「お祝いの気持ち」に、「当日のおもてなしにかかる費用(料理や飲物、引出物など)の分」を合わせて考えるのが一般的です。関係が深い人ほど、また年代が上がるほど、気持ちを厚めに包むことが多くなります。

  • 友人・同僚同じ立場で出席する人と、あわせると安心
  • 上司・恩師友人より少し厚めに包むのが一般的
  • 親族関係が近いほど厚めになる。家ごとの習慣があるので、親や年上のきょうだいに聞く
  • 取引先会社から出すのか、個人で出すのかで考え方が変わる

具体的な金額の目安は、結婚情報誌や銀行のコラムなどにまとまっています(すぐ下のリンクは一例です)。ただ、地域や、家の習慣、職場の慣習でも考え方は変わります。迷うときは、同じ立場で出席する友人や、親・年上のきょうだいなど、身近な人に聞くと安心です。

参考三菱UFJ銀行 公式ウェブサイト結婚式のご祝儀の相場は?基本のマナーや欠席時の対応方法も紹介 | 三菱UFJ銀行結婚式のご祝儀の相場は、親族や友人、上司など相手によっても変化します。またご祝儀を用意する際には、ご祝儀袋に入れるなどさまざまなマナーが存在します。この記事では、ご祝儀の相場やご祝儀袋の書き方、入れ方など基本のマナーについてくわしく解説します。

金額と縁起

  • 奇数が好まれる。偶数は「割り切れる=別れる」を連想させるため、避けられてきた
  • 「4」と「9」は、「死」「苦」を連想させるため、避ける
  • 「8」は「末広がり」で、縁起がよいとされる
  • 「2」は「ペア」を連想させるため、最近は問題ないという考え方が主流
  • お札は新札で包むのがマナー。銀行などで、事前に用意しておく

夫婦・家族で出席するとき

夫婦で出席する場合は、2人分を足したときに偶数になりやすいため、奇数になるように調整して包むのが一般的です。偶数になるときは、お札の枚数や、商品券を組み合わせるなど、工夫の例が紹介されています。

子どもを連れて出席するときは、人数分の料理代や席料を目安に、上乗せするのがマナーです。赤ちゃんで、料理が必要ないときも、気遣いとして上乗せを勧める解説が多いようです。親と一緒に出席するときは、地域のしきたりや、親族間の決まりで考え方が分かれるので、親や、すでに結婚しているきょうだいに確認します。

欠席するとき

  • いったん出席と返事をして、急に欠席する:料理のキャンセル料がかかっていることがあるので、新郎新婦に気を配って包む。手渡しか現金書留で、式の1週間前までに届くのが望ましい
  • 最初から欠席する:料理・飲物の分を引いた、控えめな額が目安。間柄によっては、プレゼントや電報だけでも失礼にはならない
  • 現金書留で送るとき:お詫びと「披露宴が盛会でありますように」という内容の手紙を添える

現金書留は、専用の現金封筒を使って、郵便局の窓口から送ります。料金は、送る金額や重さで変わるので、出す前に確かめておくと安心です。

参考郵便局 | 日本郵便株式会社郵便局 | 日本郵便株式会社書留では、引受けから配達まで、郵便物の送達過程を記録します。万一の場合には、お申し出のあった損害要償額の範囲内で実損額を賠償します。サービス郵便局 | 日本郵便株式会社料金計算(手紙) | 日本郵便株式会社手紙(定形・定形外)の料金計算ができます。

挙式だけに出席するとき

新郎新婦から「ご祝儀のお心遣いはご遠慮致します」などの連絡があれば、不要です。連絡がないときは、持参した方がよいとされています。披露宴に出ないぶん、金額は控えめにするのが一般的です。渡すときは、受付や、フリータイムに、親や式場のスタッフに渡して、あとで新郎新婦に受け取ってもらうよう頼みます。

会費制・辞退されたとき

  • 会費制ご祝儀は不要。受付で現金を直接支払うのが一般的で、会費を祝儀のように包むのは、かえって迷惑になる
  • 「いりません」と言われたとき一度で引くのは失礼とされ、もう一度申し出る。それでも断られたら、相手の気持ちを察するか、別の形でお祝いを表す

ご祝儀袋の選び方と書き方

ご祝儀袋の水引は、一度きりにしたいお祝いに合う「結び切り」や「あわじ結び」を選びます。表には、水引の下に、自分のフルネームを書きます。中袋には金額を漢数字で、裏には住所と名前を書いておくと、受け取る新郎新婦が整理しやすくなります。連名や、会社として出すときの書き方は、新郎新婦との関係で変わるので、迷ったら身近な人や会場に聞いてみてください。

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渡し方の基本

ご祝儀袋は、袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが一般的なマナーとされています。お祝いの言葉を添えて、袱紗の上にご祝儀袋を乗せ、相手から名前が読める向きにして差し出します。袱紗を使わずに、ご祝儀袋だけを差し出しても問題ないという考え方もあります。一般のゲストは、挙式または披露宴の前に、受付で渡します。親族は、式の前に、本人または親へ直接渡すのが一般的です。